2007年 11月 12日
『恐れを知らぬ川上音二郎一座』 |
シアタークリエというのは、旧芸術座。
すっかりキレイになってリニューアル!
話題の劇場なのですが、とても狭くて驚いた!
エントランスなんて、すぐ人が溢れかえっちゃうし。
でもキャパが少ない劇場は良いですね。
舞台が近いし、臨場感もそれはそれは。
三谷さんがこの劇場のこけら落とし公演の為に書き下ろした作品が
『恐れを知らぬ川上音二郎一座』
もちろんここでしか観れません。
三谷さんのお芝居、コンフィダントが観れなかったこともあったので、
時間さえ合えばどうにかして観れないかなって、企んでました。
ダメ元で当日券の予約電話にかけると。
!!!!!!
繋がっちゃった~。
ってことで、とりあえず整理番号を入手。
でも肝心のお仕事の終了時間は未定。
まだこの次点で観れる確率は低いまま。
あくまでも仕事を優先させることを心に誓いながらも、ちょっと揺れる私。
さて、結局のところは観れちゃいました。
心臓が飛び出るほど日比谷の街を走りましたけどね。
観れたのは奇跡!(だいぶおおげさ)
たまにしか観られないけど、お芝居はとても楽しいものです。
情報収集に読んでいる方もいるかもしれないので
ここからはネタバレしていることをお知らせします。
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ユースケと常盤さんが主役なのですが、脇役の方々がすんごいので、
彼らはきっと実力以上に上手に演じられるんじゃないかと。
そんな気さえする脇の固め方。
舞台俳優の発声の素晴らしさが顕著。
私の席はボックス席だったんです。当日券だから?
で、ちょっと上から眺める感じで、面白い見え方だな~って、
大笑いしながら観てたら後半に大変なことが・・・
瀬戸カトリーヌが客席を煽る場面があって、
「ここはボストン!客席の皆さんも外国人になったつもりでご覧下さい!」
ってこれから始まる劇中劇を盛り上げてくれて。
楽し~!って身を乗り出して観てたら、
「ただでさえ目立つボックス席の皆さん!(たった8席しかないから?)
座席の後ろに貼り付けてある袋の中に入ってるカツラを被ってご覧下さい!」って。
!!!!!!!
下の座席から全員に見上げられながら、強制的に金髪のカツラを被らされる。
は~ず~か~し~!!
あ~!楽しかった!
結局、何だか気分が高揚して、2幕はコーフンの大爆笑。
終了時間が10:20PMって、すごい長い上演時間なのに、ホントあっという間。
笑って笑って悪いものが出た感じ。
金髪カツラ鑑賞も良い思い出。
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by nacky729
| 2007-11-12 23:02
| TOKYO